浮舟短歌

真夜中にいつくしむ雨われを抱く

合歓木(ねむのき)の花火揺らせし長雨に色褪せてなほ友と呼びたし

合歓木(ねむのき)の花火揺らせし長雨に色褪せてなほ友と呼びたし



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画像はネット(http://www.forest-akita.jp/data/2017-jumoku/79-nemu/nemu.html)からお借りしました。


ずっと歌が詠めなかったんですが、今日雨に打たれる合歓の花を見て気持ちが溢れた。

夕方になるとそっと葉を閉じることから合歓木と呼ばれています。梅雨が明ける頃には色褪せてしまうけれど、私はこの花が大好きです。小さな花火がたくさん弾けているようで、それでいて逞しく大きく葉を茂らせる。友達に会いたいです。