浮舟短歌

真夜中にいつくしむ雨われを抱く

砂の城崩せし波の際に立つわれを見つめるぬいぐるみ抱く

砂の城崩せし波の際に立つわれを見つめるぬいぐるみ抱く

 

 

さびしいときは自分の体を自分で抱きしめます。うつ病しんどい。自分が自分を抱きしめてあげるのをやめる時、人は本当に一人になる。だから手を離さないように自分といっしょにいてあげないといけない。だから今日もぬいぐるみを抱きしめる。枕元にたくさんのぬいぐるみを並べて全部まとめて全身で抱きしめてる。布団もいっしょに抱きしめる。心が苦しくて寂しいのをぬいぐるみに分かってもらいたくて強くぎゅっとしてしまう。