浮舟短歌

真夜中にいつくしむ雨われを抱く

忘れじの遠き思ひ出連れ去りてわれは思ほゆ墓の下まで

忘れじの遠き思ひ出連れ去りてわれは思ほゆ墓の下まで


もし向こうが忘れてしまっても私が覚えていればその思い出は無くならないので、私が墓の下まであなたとの思い出を連れていくね。思わないようにしても自然に思ってしまうから。