浮舟短歌

真夜中にいつくしむ雨われを抱く

寄り掛かる深夜の壁はもみの木でドライヤーで見えぬ葉がそよぐ

寄り掛かる深夜の壁はもみの木でドライヤーで見えぬ葉がそよぐ


#tanka #短歌 #アドベント短歌


風呂上がりのドライヤーが一番だるい。この想像をして壁に寄りかかって乗り切る。

これは大きな木。そこで暖かい風に吹かれているのだと想像しないとやってらんない。