浮舟短歌

真夜中にいつくしむ雨われを抱く

祈れども帰られぬふるさとの月 母を守りて平らかであれ

祈れどもかへられぬふるさとの月

母を守りて平らかであれ



結局義母と同じ額の物を贈った。

義母にはukaのセットを!母にはチェーンで調整できるムーンライトリングを。

これは自己満足なので…


この歌は「かへられぬ」が変えられぬと帰られぬのフックになっています

つまり上の句で母に嫌味をちくり😂

普通はどんなに祈っても帰れなかったふるさとの月となるのですが、(ご時世的にも)

どんなに祈っても変えられなかったふるさとの月=母と読むことも可能です。

まあでも下の句で遠いところで幸せでいてねというのが伝われば良い。はい。




短歌があって良かったですね。



母の日に感謝せずとも良いのだと血の色かなし花を許せり

母の日に感謝せずとも良いのだと血の色かなし花を許せり


毒親のことなので閲覧注意です







おそらくお金がなかった大学生の時に母の日に花屋さんでカーネーションを一本だけ買っていったら「こんなもの買う金があるなら●×▲□………(以降衝撃的内容すぎて忘れた)」カーネーションを、こんなものと言われてしまって泣いた記憶があります。


なぜこの人から生まれてきたのか、同じ血が流れているのか、血の繋がりを憎みました。カーネーションは悪くないのに私は毎年苦い気持ちでカーネーションを眺めています。


もう無理して母親に感謝とかしなくていいと思うんですけどやっぱどこかでわかって欲しいとか認めて欲しいとか思ってしまう。でも今年は誕生日にプレゼント贈ったので花は贈らないと思います。昔子供の時に懲りずに手紙も渡したら目の前で「こんなもの喜ぶと思ってんの?」って捨てられたし、本当に親といえど感謝は無理してするもんじゃないです。赤の他人です。LINEブロックしています。


でも生きていれば分かり合える日も来るのかな………と母親がいつか死ぬまではまだ希望を捨てきれずにいて、希望という病だと思います。どこまで距離を取れば子供の頃を懐かしめるくらいになるんだろう。生まれてきた時は喜んでくれただろう、名前をつけた頃は喜んでくれただろう、どこから疎み疎まれるようになってしまったのか。

母親なりに私のことを考えてくれていることも分かってはいますが、それは私を苦しめるものでしかなく、絶対に交わることのない道を時々振り返りながら歩いています。


母の日のCMつらいので、なるべくYouTubeしか見ない慈雨でした。






振り向けば胸をふるわす立夏なりたまやと叫ぶ友に応えて

振り向けば胸をふるわす立夏なりたまやと叫ぶ友に応えて


GWは結構歌が詠めたのでよかったです。

どこにも行けずskyでお空飛んでました。

あと家中のカーテン洗って干したので大晦日からやりたかったことが達成できました。

明日はメンクリと一日通所で次の日も看護師面談があるので無理せず行こうと思います。薬のも。


二の腕の筋肉痛を笑いけり皐月の風にカーテンぶわり #tanka #短歌



薄荷油をマスクに垂らし目を閉ぢる信じてゐればすぐ会えるとも

薄荷油をマスクに垂らし目を閉ぢる信じてゐればすぐ会えるとも


薄荷の花言葉、「迷いから醒める」「私達は再び友達になろう」


同意・強調を示す「会えるとも」の「とも」と「友」をフックした。結局マスクスプレーより薄荷油原液を3滴垂らした方がマスクのいい香りが長持ちするのでおすすめです。友達に会いたいです。



お題「#新生活が捗る逸品」

諸手から溢(あふ)る言の葉飲み干せり奥山に湧く泉かそけし

諸手から溢(あふ)る言の葉飲み干せり奥山に湧く泉かそけし


私の短歌を良いと言ってくれる人が嬉しかった。その気持ちを歌にしました。そういう人のくれた言葉を受け取ると、山の奥の方の隠れた湧水を見つけてこっそり飲んでいるような気持ちになる。隠された泉は淡い光を放っている、それが「かそけし」です。ありがとうございます。就労支援に明日は午前中だけ行ってみようかな………?

悪気なく(男・女)と区別する錨わたしはどこにいても浮いてる

悪気なく(男・女)と区別する錨わたしはどこにいても浮いてる


↑だんじょと読んで下さい

これも議論ふっかけて言われたこと。私は男でも女でもないと喉まで出かかった。あの人は男女というのは差別ではなく区別だと言っていたけれど、そこにカテゴライズされない自分は職員の中に区別されることがなくて本当に良かったと思う。どこにいても自分は疎外されている。怒りと錨をフックした。

面談の「見た目のわりに堅実」で悪意に染まるわがみだれ髪

面談の「見た目のわりに堅実」で悪意に染まるわがみだれ髪


最近は就労支援施設に通うものの面談で発された悪意のせいで髪もますます派手な色にしたくなった。全然更新できてなかったけどオンラインのゆにここ短歌教室だけは出ています。皆さんがすごすぎてめっちゃスランプで作る気力も無かった。綺麗な歌も美しい歌もなくてただ怒りだけがふつふつと沸いていて、それを推敲して出してゆくことにした。




湯上がりに春の夜風が撫ぜてゆく刈り上げてきた耳のつめたさ

湯上がりに春の夜風が撫ぜてゆく刈り上げてきた耳のつめたさ


ちょうどいい気温。肌着を新しく買いました。桜色のイヤリングも。靴もGUで……これで毎日ちゃんとシャワーすれば体の痒みなくなるかなー、じんましんも減ることを願う。枕カバーもこまめに洗濯しよう。




風に散るさくらもわれと入店す延滞料を求めむ春に

風に散るさくらもわれと入店す延滞料を求めむ春に



今週末で花盛りを迎えそうですねー。久しぶりに散歩した。吟行ってやつだ。早い品種はもう散り出した。

式場の新郎新婦が見えぬやう洗濯物で外(と)を潤せり

式場の新郎新婦が見えぬやう洗濯物で外(と)を潤せり



#tanka #短歌


早く同性婚できるようにならないかな。

札幌地裁の判決は大きな一歩だった。



今夜はゆにここ短歌教室第2回!



雨戸打つ桜流しに目を瞑る夢の色した花弁に埋もれ

雨戸打つ桜流しに目を瞑る夢の色した花弁に埋もれ


お久しぶりです。明日は就労支援の計画相談員に会います。ゆにここ短歌教室に参加してから自分の短歌と向き合うためにちょっとインプットのお休みをしていました。

桜流しって素敵な季語ですね。


癒えぬ傷ただそばにいて生きてゆく祈りを捧ぐ帰れるやうに

癒えぬ傷ただそばにいて生きてゆく祈りを捧ぐ帰れるやうに


今日は忘れたくても忘れられない日ですね。私も一緒に黙祷を捧げました。

家に一人でいるのが辛かった。ここ何日か津波の映像や被災したばかりの映像が流れて苦しかったです。なるべく見ないようにしてて、でもやっぱりあの時のことを今でも昨日のように思い出してしまう。

友達の家は流されて、別の子は実家には原発のせいで戻れなくて、車飛ばして私の家に連れてきて当分生活しました。私の地域は大丈夫だったけど風呂も五日くらい入れなかった。水も濁ってたから大変だった。停電してたからストーブの灯をじっと見てた。院で毎日毎日送られてきた東北の食べ物の放射線測定をした。風評被害をなくすためにどれだけやったかな。朝も空間放射線測定を毎日やった。

今は東北の美味しいものを食べて毎年、毎年、できることをしたい。


どこにいても東北に愛を込めて




還らざる星のさざめき浮舟にのせて流るる天の河かな

還らざる星のさざめき浮舟にのせて流るる天の河かな #tanka #短歌


天界で詠んできた🌠


最近うつ気味で詠んでなかったんですけど久しぶりにskyやって感動して心が動いたので詠むことができたので良かったです。ゲーム最高!